パソコン・タブレットブランド、CHUWI(ツーウェイ)は、ベストセラーのミニPC「Larkbox X」の新モデルを発表しました。新モデルはIntel N100プロセッサを採用し、12GB LPDDR5メモリーと512GB PCIe SSDを搭載しています。通信規格は前モデルと同じWi-Fi6(2.5ギガビット×1+1ギガビット×1)で、イーサネットインターフェースによる高速通信が可能です。
新Larkbox Xは前モデルが持つ長所を引き継ぎつつ、わずか26,900円という魅力的な価格を実現しました。
新たにリリースされたIntel N100チップは、Intel Alder Lake-Nシリーズのひとつで、4コア4スレッドで強力なパフォーマンスを発揮します。クロックレートは最大3.40GHzに達し、マルチタスクを容易にすることが可能です。また、6MBのレベル3キャッシュ搭載で、データをより効率的に処理できるため、パフォーマンスがさらにスムーズになりました。
また、TDP(熱設計電力)は最大25Wに設定されており、高いエネルギー効率を備えている点も特筆すべきでしょう。これはつまり、デバイスの使用方法に応じてバッテリー寿命をより長くし、電気代をより少なくできることを意味します。さらに、この新Larkbox X は、熱をすばやく放出する高度な熱管理機能でオーバーヒートを防ぎ、パフォーマンスの信頼性を確保します。仕事でも遊びでもラグなし、さらに電力効率を低下させることなく使用することが可能です。
新Larkbox Xはメモリーも驚異的です。オンボードメモリを12GB LPDDR5にアップグレードしており、8GBが中心の競合他社製品を凌駕しています。これによってパフォーマンスを犠牲にすることなく、複数のアプリケーションを実行し、リソースを大量に消費するタスクを簡単に実行できるようになりました。
さらに、512GB PCIe SSDを搭載し、ストレージ容量はファイル、ドキュメント、メディアコンテンツの保存に十分です。新Larkbox Xは、仕事でエース級のパフォーマンスを発揮するだけでなく、あらゆるシーンでユーザーに力を与える小さな魔法の箱なのです。
新Larkbox Xの特徴は、その素晴らしい機能だけではありません。期待を上回る高速ネットワークをサポートしており、最先端のWi-Fi6によってスピーディーで信頼性の高い接続を提供します。さらに、他のミニPCと一線を画しているのは、アップグレードされたイーサネットインターフェースです。
多くのミニPCが標準的なギガビットイーサネットポートを備えているのに対し、新Larkbox Xは2.5ギガビットと1ギガビットの2つのイーサネットポートを搭載しています。これによってデータ転送速度を高速化して遅延を低減し、安定したネットワーク接続を実現しました。リモートワークでも、マルチメディアコンテンツの閲覧でも、この高速ネットワークでシームレスにお使いいただけます。
このほか、洗練されたデザインも魅力です。ABS樹脂を使用したブラックとホワイトの外観は、エレガントかつスタイリッシュな印象で、あらゆるワークスペースにマッチ。173×158×73mmというコンパクトサイズでありながら、ワークフローを次のレベルに引き上げます。重量はわずか460gと非常に軽量ですので、どこにでも持ち運びが可能です。
インターフェース |
USB 3.2 Type-Aポート×4 |
HDMIポート×1 |
ディスプレイポート×1 |
イーサネットインターフェイス(2.5 ギガビット×1+1ギガビット×1) |
ヘッドホン/マイク端子 |
Type- Cポート(データ転送、オーディオ、ビデオ、PDパワーデリバリー対応) |
VESAマウント対応 |
これらの優れた性能がひとつになった新Larkbox Xの販売価格は、Ryzen 7-3700Uを搭載した前モデルのほぼ半額となる199ドルです。Geekbench 5で前モデルと新モデルのベンチマークテストを行ったところ、その性能はほぼ拮抗しており、Ryzen版がややリードしています。
しかし、Intel N100版は価格が大幅に下がったことで、この価格帯で手に入れることができる最高クラスのミニPCのひとつだと言えるでしょう。ワークフローを効率化したい方、シームレスにマルチメディアを楽しみたい方にとって、新Larkbox Xは完璧なソリューションです。
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